夏コミ狂詩曲・番外編

夏コミ、そんなこんなで色々頑張った。

もう本が机に乗り切らないから今回初めて、『立体的なディスプレイ』を試みて100均で色々買ってみたり。
ネットでやり方とか探せば良いのだろうが、よく分からないので自力で。

網？買って、網に引っ掛けるカゴ買って、棚にくっつける。結束バンド良いね結束バンド。大活躍。
(※これを切るために鋏が必要だった)

練習したけどな、家で。

･･･そう、本を作るまでの間にやってたのよ。練習。

そんなことをやるくらい夏コミは特別なんだ。
そうして出来上がったのは、うん、なかなか良い。初めてにしては上出来。
中々面白かったよ。

ただ網が大きくて宅配できないから邪魔。次はこれを何とかしよう。

結局「サークル主としての責任を果たさなければ！」となるわけですね(笑)。
ええ、遠い遠いヤマトの搬出口にもカート引いて行ったさ･･･。

搬出なんかも必死にやり(足折れてるし)、終わったら、どうしても美味しい紅茶が飲みたかったのでわざわざ都内まで移動して飲みに行った。
付き合ってくれたＴさんありがとう。


店で「･･････」と黙々と塩味の利いた(←ここ重要)オサレランチを食する私たち。※16時

ここは甘いものより塩味ですね、と意見が一致した。

とにかく私は「美味しい紅茶！ホットで！」(＝落ち着きたい！)という自分の欲望のみを満たすことしか考えておらず、バリスタ？(みたいなマネージャーらしきお兄さん)に、あーだこーだ紅茶の注文をつけまくった。

「(疲れているので)とにかくミルク、ミルクたっぷりにアッサムとかで強めに飲みたいんです。
ケニアでも良いけど、朝ほど(の風味)ではなく、午後に合うお茶にしてください。
･･･今ならルワンダの葉が良い？　んじゃそれで。
あ、サンドにはマヨネーズとかタルタル系は抜きでお願いします」

私の我が儘っぷりは、初めて来られたお店ということもありお連れ様Ｔさんの注文にも炸裂。
紅茶はストレートティーが良いのですと。

私→バリスタ
「(※事前に要望を聞いてた)白茶とか、発酵の少なめなやつはどうでしょう。
(インド葉なら)ダージリンでも良いけど、ウバとかまで強くないのでよろしく。
･･･ヌワラエリアのいいのが入ってる？　ああ、良いですね。
ヌワラエリアはミルク入れるほどではないですが(私は入れても好き)、ダージリンは･･･？　ほう今は1stフラッシュの終わりで、この葉が良いですか、そうですか。
なら(ヌワラエリアは)それと比べたら苦くなく、すっきりと素直な味わいですね。
･･･だそうですＴさん」

※疲れているので朦朧としている

彼らの頭の中の情報は聞かないと損です。

結局私はルワンダ、Ｔさんはヌワラエリヤで注文。
（この状況でＴさんは「やっぱりキーマンが良いです」とかは言えなかっただろう･･･すみません）
でもバリスタとのやり取りがカッコいいって誉められちゃった。わーい。
紅茶も美味しかったし、良いか･･･。


食事をして美味しいものを飲んでると、やっと3杯目くらいで「現実に戻ってきた」感が出ました。
その間、食ってるのは蟹か、ってくらい黙々としてたから私たち(笑)。

コミケ、特に夏コミは、「優雅」とか「上品」とかを置いてかないといけない殺伐とした地です。
一番大事なの、命。っつーか。

理性と思いやりと財布と情熱と、本当に必要最小限を持って行く、みたいな。

命の次に自分のスペースと頒布が大事。
戦うのは「熱さ」とかですもん。

ようやっとそれを取り戻し、帰路につきましたとさ･･･。


当たり前ですが翌日、腕が筋肉痛。

てゆーか急遽仕事になったから、朦朧としながら仕事に行った。
夏コミの翌日から仕事とか、どんな無茶ゲー。
良かった、今年は倒れなくて･･･(切実)。

でも当たり前ですが、終わったら足が痛かったです。

痛いよー痛いよーえーんえーんと内心思いながら仕事してた。


今年も、私の夏は終わりつつあります･･･。