イベント会場で某様とお話したことを思い出した。
カフェ~(以下略)の表紙のこと。
あれは単にプリンターが使えないから、「いかにプリンターを使わずに表紙を作るか」に終始していると言っても過言ではない。
手順を話していたら、「ええ!それって大変じゃない」と言われた。
・・・そう言われてみればそうかも・・・と、今頃気づいた。
近所の大型ショッピングモールに、エンボスペンを大量に入荷してくれてウッハウハw
よかったー近所の大型手芸店(文具もある)は担当者がやる気がないのか、全然なくなってたから最近、とか喜んでいたんですが。
おめでたい人間だったかもしれない。
エンボスの基本。まずは
1)エンボス用のペンで字や絵を描いたり、スタンプを押したりする
2)専用の粉を掛ける
3)専用ドライヤー?で乾かす
これが正しい形、ですが。
私?
1)表紙の紙を 全 部 半分に折る(字の大きさが分からなくなるから)
2)まず1枚取り出し、ペンで字を書く
3)続いて拡げておいたビニール袋の上で粉を振りたくる
4)字にまんべんなくかけ、裏側をデコピン?数回して字以外についた粉を落とす
5)表側の字の回りをなぞって、余計な粉を更に落とす
※この時、化粧用の刷毛(中)を使うと、字の間も落ちたりするのでなかなか良い。ただしやりすぎると後日私のまぶたに若干キラキラしたものが残る、なんてことに・・・
6)専用ドライヤーなんてものはないので、アイロン(高)にまんべんなく押しつけ、字を浮き上がらせる。たまにうっかり指とか熱い。
あの本ならまずは逆さに持って、半分くらいやる。
その後に回転させて残りの半分。アイロンの下側の平らなところが良い。
「‘ 」とか「~s」とか、端っこの方がうまくいかない時は、先端部分を使う。
粉が足りない、時間が経つ、熱が弱い、などが起こるとそれはもう使えないから神経を集中しますぜ。
あんまり熱を加えすぎると本の表紙の紙に影響しちゃうから、短時間で勝負ですぞ。
原則、チャンスはオンリーワンです。
下書き? そんな惰弱なものはない!
↑これを×冊数 やる。
一応、印刷した見本に似せて書くように努力はしてます。努力だけ。
ちなみに見本の手順も同じ。
本物と同じ紙を使う。
字の色と表紙の色とが合って、気に入ったらそれを採用。気に入らなかったら色と粉を変えて再チャレンジ。
ちなみに今までは黒一色だったのですが、今回は2月のイメージだったので、ペン3色、粉3色だから・・・何回試したんだ?
同じカラーペンでも、粉によって全然変わるんだ。・・・もとはブライダル用だよね、うん。
・・・自分の招待状は完璧に美しく出来る気がするよ・・・予定ないがな・・・。
こんな感じで。
字が汚いのは見本だからです。
ちなみに今回採用は下から二番目ですが、一番下の粉はカフェ1・2に採用しているやつです。ペンは同じだから、随分と違いますね。
気を取り直す。
特に、(2)字を書く。
最初の方、本気でスペル忘れてましたよ・・・。
カフェ2を見ながら書いた(笑)。
ペンを立て過ぎると細くなるし、倒し過ぎると字はしっかり書けるが、粉を落として熱を加えると滲むから、つぶれる。
綺麗にまっすぐ、A5に収まるようにバランスも考えて書かなあかんし。
3)粉も、余ったら再利用しますから!
広げた新聞紙の上vとかダメ。飛び散るし。未使用のスーパーの袋がいいよ。ゴミ混じってないしね! 後始末も簡単。
・・・等々。
それから 7)くっつかないように重ねて、完璧に乾いたら普通の製本
大体、集中してやったら1時間で15~20冊くらいかな。
これやる場合は、最低でもイベント前夜に2~4時間は余計にかかるので、あんまり作りたくないという、私の気持ちを理解して下さる方はおいでであろうか(苦笑)。
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西橋萌えを語ることが多いかも。