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サイト日記。G-DEFEND西橋カプ多し。
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今日、先輩から借りた本を読んでいたのですが…。
既に1頁半目で意味不明。
2頁目で挫折寸前。
「実録、○○銀行の統合」って感じの本なんですけど…ええ、思考が停止しました。
それで何十頁目だったか、天啓のよーにひらめいたのは。
「このエリートなバンカー(=銀行員。砂地ではない)が西脇だったら…」 …萌え───!と来たのでした。
きっと一気に読むのが楽しくなるだろう。 ↓こんな風に?(笑)

「お前らの中にプライドに固執してない奴が一人でもいないって言えるか? 
出来るか、長信銀のステータスを捨てることが」

内藤はその場に揃った者、すべての人間の顔を一人一人見据えながら言った。

長信銀のプライド。
それは都銀とは遥かに格の違う矜持は都銀の行員にはないものだった。
数年前に次々と破綻した長期信用銀行、その中に在って長い歴史を誇り、そして最後の砦とも言えるこの銀行が統合という形で無くなる───。

会議室に長い沈黙が満ちる。どこか重苦しいそれを破ったのは落ち着いた男の声だった。

「内藤さん」

内藤は振り返る。声の主は、西脇だった。
無精髭の顔を歪めながら、内藤は机の上で指を組んだ西脇を睨めつけた。そんな内藤に、西脇は笑みすら浮かべた。

「長信銀のステータスなんてものは直ぐに無くなるさ。銀行そのものが無くなるんだからな」
「西脇さん!」

次の瞬間、途端に声を上げた幾人かに、「黙れ」と告げた男の顔は打って変わって真摯なものとなった。

そして西脇は静かに続けたのだ。どこか炎を抱いたような、声で。

「もう長信銀みたいな古い体制は今からの時代に合わない。いや、その使命はもう終わっていると言った方がいいかもしれないな。
これからは長信銀の枠を超えて、普通銀行と融合しないと生き残っても行けない。むしろ統合して一つの大きな金融グループを作り出す方が得策だろう」
「………」

会議室は水を打ったように静まり返っていた。誰もが西脇の迫力に押されて言葉も出ない。
そんな中、獰猛な獣のように覇気をむき出しにしていた男の力がふと、緩んだ。

「考えてもみろ。アライアンス(戦略的提携)に踏み切ることで、名実共に日本一になる。いや、世界でも五指に入るほどのメガバンクになるんだ。
それからはどうする? 俺たちは臆することなく世界の舞台で戦えるんだぞ。お前らはみすみすそのチャンスを捨てるって言うのか」
「…!」

全員の頬が一気に熱を帯び、その場に居た者全てを高揚が包み込んだ。
やりましょう、と最初に呟いたのは誰だったか。

「やりましょう! 俺たちの手で成功させましょう!」

一人、また一人と会議室の固い椅子を蹴り、立ち上がる。いつしか会議室は行員たちの熱気に包まれていた。口々に意見を交し合う喧騒の中、静かに座したままだったのは西脇と内藤。

「…この策士めが」
「お褒めに預かり、光栄です。内藤副頭取」

どこか苦々しげに口を尖らせた内藤の前で、笑んだ西脇は静かに目を伏せた。

この場でこれから到来する嵐を正確に予測していたのは、内藤と西脇だけだ。それを敢えて語らなかった男に内藤は「ケッ」と吐き捨てる。それでも西脇の微かな笑みが崩れることはなかった。



………こんな感じですかね。
紫乃さんは何でしょう。敏腕経営コンサルタント? いえ、これから現れるライバル銀行の頭取さまのご子息で、重要な部門を任されている超エリート(で冷たい)なんてのどうでしょうねv
西やんは最初、別の銀行からオファーを受けてたんだけど、紫乃さんに一目惚れして(←しかもめちゃ冷たくあしらわれて)考えを変えてみて…ってのどうかな。え、それって単に私情を仕事に挟んだだけの人かよ(笑)。
しかも統合が具体的になってきたら、頭取の娘(紫茉さんだ)と縁談とか持ち上がっちゃうといい。(紫茉さんはまったくその気ナシ。危険なところに好んで行くような貧乏な恋人とかいればいい) でももうその頃には紫乃さんは西やんに魅かれつつあるから~~…ふふふ、揺れるね。
にしても、私この話はエリート行員になったことはないから書けませんので。
でも行員風エリートスーツの似合う西やんって萌えるよね~v
難しい本でも西橋変換したら萌えるんだな(笑)。
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