category:萌え(SSS込み)
昨日の日記の後、寝たんですが、目覚めた時にふと考えたんです。
やっぱ鹿イケるんじゃないかと。
(寝ながら何考えてるんだか)
発想の柔軟性は長所とも言えます(言い換えればアッサリ覆しているので、節操が無いとも言う)。
えとですね、3ヶ月という期間で奈良に仕事で来た紫乃さんが、喋る鹿に尊大な頼み事をされるんですがー…。 (ドラマも所々しか見てないので、曖昧な点はご容赦を)
やっぱ鹿イケるんじゃないかと。
(寝ながら何考えてるんだか)
発想の柔軟性は長所とも言えます(言い換えればアッサリ覆しているので、節操が無いとも言う)。
えとですね、3ヶ月という期間で奈良に仕事で来た紫乃さんが、喋る鹿に尊大な頼み事をされるんですがー…。 (ドラマも所々しか見てないので、曖昧な点はご容赦を)
※前提。
喋る鹿に「大事な鏡を取り返せ」と言われて、協力出来ないと突っぱねたら、なんと顔を鹿にされちゃいました。 (鏡に鹿で映ってるという)
○部未○子の役は、紫茉さんかな。
ていうか、鏡を取り返さないと世界が滅んでしまいます。
(いや、顔よりも世界が重要だろ)
「どこか変じゃないのかって、毎日気になって」
なんて、うるうるな紫乃さんに、「あんたは綺麗だよ」 と鹿。
ハッとする 紫乃さん。
正面から鹿を見遣るも、発言を失言だったかのように首を返される。
「…顔を取り返したかったら早く鏡を見つけろ」
また、鏡を取り返すために職場で誤解されて、仕事で落ち込んでいた時にも慰めてくれるんですよ。
(あ、夜の公園です)
「どうした」
「………」
「ドクター?」
「もう私は鏡を見つける自信なんてありません…」
なんて膝を抱えてたら、ペロッ、と額なんかを舐めてくれるの。
「もっと自分に自信を持て。あんたなら出来る」
「何で、そんなことを…」
「人間は遣りたい放題やってその結果世界の均衡を崩してる。でもあんたが辛そうな顔をしてるのは、見たくない」
「…それは、どういう」
「…喋りすぎた。これ以上は尋くな」
諸悪の根源は鹿なんですけどね。他にも、思いもかけず優しい言葉(でも物言いは厳しい)をかけられて、紫乃さんキュンとなる。
細い首を抱いてぎゅーっってやったりね。
鹿、内心困惑だよきっと。
そして解決の土壇場では、きっと紫乃さんが悪役に襲われたのを庇って、怪我とかしちゃうよ鹿!
で、すべてが終わって、奈良を離れることになるんですが、帰る前に寄ってみたものの使い神の鹿はいない。ていうか普通の鹿はいるけどそれは喋らないし。
「………」
鹿せんべいをあげながらも、やるせなく悲しい気分になってた紫乃さん。
帰ろうかと思って公園の芝をさくさく歩いてたら、後ろから声が!
「ドクター」
耳に馴染んだ低い声が!
振り返ったらそこには、背の高い男性が立ってたんですよ。
(ではここから先は小説風に)
「もう忘れたのか、薄情だな」
「…使い鹿」
立ち尽くす橋爪の側に、彼はやって来た。厚手のコートにマフラーを巻いた男はどう見ても人間だ。だがその声が、紛れも無くあの鹿のものだった。
そのまま、白い息が、言葉の消えた二人の間に薄く流れては空気に溶けた。
「でも、あなたは鹿で…あれ、なんで人間の姿なんてしてるんです?」
ようやくそう口にした橋爪の困惑をすべて分かっているのだろう。彼は、くす、と笑った。
「今回は一区切りついたけどね。まだ俺の仕事は終わってないんだよ」
でも上の神様が一休みしろって言うから休暇を貰った、と続けた。
「そういうこと…でしたか。でもどうして、」
「人間にしてくれって頼んだかって? さあ、どうしてだろうな。その頭で考えてみろよ」
相変わらずのこの容赦の無い物言いは、紛れも無くあの鹿だ。橋爪は確信した。医学という現実的な学問を修めた身でありながら、この半年は神仏の存在を痛感させられた時間だった。
いくら信じられないことが起きても、不思議ではない。
「二千年働いた休暇だからな、あんたの寿命が尽きるぐらいまでは有るよ」
「…それは」
「私の、考えてることと、同じで───いいんですか?」
「そうだと言ったら?」
それを聞いたら、何かが心の中で弾けた。
十歩もない距離を、橋爪は駆けた。飛び込んだのは彼の腕の中だ。男はそれを受け止めて、橋爪の身体を抱きしめた。
「ずっと一緒にいるよ」
一度も聞いたことのない優しい声に、不覚にも目の奥がじんと滲んだ。
思いもしなかった彼の身体は、橋爪よりずっと大きい。ああそう言えば彼は鹿の中でも大きかったな───そんなことを熱に浮かされた頭で考えながら、その広い背に両腕を回す。
さっきまであんなに冷たかった、古の都の風はもう寒くなかった。
「…あなたの名前を教えてください」
「俺の?」
「そうです。名前はあるんですよね。使い鹿、じゃないでしょう?」
泣いていいのか笑いたいのか分からない。
そんな複雑な感情のままに、それでも胸を占める喜びのままに橋爪は顔を上げる。すると彼は鹿の時と同じ、黒い瞳をふ、と緩めて笑った。
「俺の名前は───…」
なんてね!
おお、話になるではないですか。
鹿紫乃ではなく西橋です。所詮西橋スキーですし。
あ、この話では鹿さんは元々人間だったとか、神様の眷属で人間よりも今も神様に近い生き物ですとか。紫乃さんが、夢で人間?な鹿を見てたとかな伏線があった方がいいですね。
別に↑この時点で恋じゃなくてもいいし。
この後なれば(笑)。
ていうかかなり捏造入ってます。原作ファンの人ごめんなさい。
個人的には鹿せんべいあげながらメロウな紫乃さんが好きです。
EDの、この曲がいいんですよね~。
最初のあの…コンガですか?(もう名前忘れた) あの小さい太鼓。あれの小刻みなリズムが軽めな獣の疾走感とリズムの良さを出してるというかー。
壮大さと、獣が優美かつ大群で走る姿を感じさせますね。
それでいて途中に、古代大和のやわらかさを一部かもし出し、 迫力と、壮大さや危機感もが入ってるというか。
鹿とか、ラクダとかってヌーッと顔を思い切り突き出されて、歯をむき出しにされると不気味というか、怖くないですか? そんな感じなんかも。
あと、響く低音に重なる金管楽器が、俺たちゃ神の眷族だぜ!みたいな鹿一族の気概が感じ取れるというかー。
これは管楽器が主役ですね。弦はあくまでサポ。それがまた好き。
トロンボーンが良い味出してますし、トランペットもホルンも。それに底辺の打楽器が迫力ある。
あとラスト!
いやーこの作曲者の方は、ラストにこだわりを入れたね?みたいな。
例えていうなら、♪ジャン!で終わればよいものを、ジャカジャン!!と重ねたな、と(笑)。
あ、原作およびドラマでは鹿と主人公はBLではありません。
ドラマでは誇り高いあの鹿が好きでしたv
鹿は人間キライって感じだったしな~~~
※あほですみません。 主に西スキーならびに奈良県民の方…。
喋る鹿に「大事な鏡を取り返せ」と言われて、協力出来ないと突っぱねたら、なんと顔を鹿にされちゃいました。 (鏡に鹿で映ってるという)
○部未○子の役は、紫茉さんかな。
ていうか、鏡を取り返さないと世界が滅んでしまいます。
(いや、顔よりも世界が重要だろ)
「どこか変じゃないのかって、毎日気になって」
なんて、うるうるな紫乃さんに、「あんたは綺麗だよ」 と鹿。
ハッとする 紫乃さん。
正面から鹿を見遣るも、発言を失言だったかのように首を返される。
「…顔を取り返したかったら早く鏡を見つけろ」
また、鏡を取り返すために職場で誤解されて、仕事で落ち込んでいた時にも慰めてくれるんですよ。
(あ、夜の公園です)
「どうした」
「………」
「ドクター?」
「もう私は鏡を見つける自信なんてありません…」
なんて膝を抱えてたら、ペロッ、と額なんかを舐めてくれるの。
「もっと自分に自信を持て。あんたなら出来る」
「何で、そんなことを…」
「人間は遣りたい放題やってその結果世界の均衡を崩してる。でもあんたが辛そうな顔をしてるのは、見たくない」
「…それは、どういう」
「…喋りすぎた。これ以上は尋くな」
諸悪の根源は鹿なんですけどね。他にも、思いもかけず優しい言葉(でも物言いは厳しい)をかけられて、紫乃さんキュンとなる。
細い首を抱いてぎゅーっってやったりね。
鹿、内心困惑だよきっと。
そして解決の土壇場では、きっと紫乃さんが悪役に襲われたのを庇って、怪我とかしちゃうよ鹿!
で、すべてが終わって、奈良を離れることになるんですが、帰る前に寄ってみたものの使い神の鹿はいない。ていうか普通の鹿はいるけどそれは喋らないし。
「………」
鹿せんべいをあげながらも、やるせなく悲しい気分になってた紫乃さん。
帰ろうかと思って公園の芝をさくさく歩いてたら、後ろから声が!
「ドクター」
耳に馴染んだ低い声が!
振り返ったらそこには、背の高い男性が立ってたんですよ。
(ではここから先は小説風に)
「もう忘れたのか、薄情だな」
「…使い鹿」
立ち尽くす橋爪の側に、彼はやって来た。厚手のコートにマフラーを巻いた男はどう見ても人間だ。だがその声が、紛れも無くあの鹿のものだった。
そのまま、白い息が、言葉の消えた二人の間に薄く流れては空気に溶けた。
「でも、あなたは鹿で…あれ、なんで人間の姿なんてしてるんです?」
ようやくそう口にした橋爪の困惑をすべて分かっているのだろう。彼は、くす、と笑った。
「今回は一区切りついたけどね。まだ俺の仕事は終わってないんだよ」
でも上の神様が一休みしろって言うから休暇を貰った、と続けた。
「そういうこと…でしたか。でもどうして、」
「人間にしてくれって頼んだかって? さあ、どうしてだろうな。その頭で考えてみろよ」
相変わらずのこの容赦の無い物言いは、紛れも無くあの鹿だ。橋爪は確信した。医学という現実的な学問を修めた身でありながら、この半年は神仏の存在を痛感させられた時間だった。
いくら信じられないことが起きても、不思議ではない。
「二千年働いた休暇だからな、あんたの寿命が尽きるぐらいまでは有るよ」
「…それは」
「私の、考えてることと、同じで───いいんですか?」
「そうだと言ったら?」
それを聞いたら、何かが心の中で弾けた。
十歩もない距離を、橋爪は駆けた。飛び込んだのは彼の腕の中だ。男はそれを受け止めて、橋爪の身体を抱きしめた。
「ずっと一緒にいるよ」
一度も聞いたことのない優しい声に、不覚にも目の奥がじんと滲んだ。
思いもしなかった彼の身体は、橋爪よりずっと大きい。ああそう言えば彼は鹿の中でも大きかったな───そんなことを熱に浮かされた頭で考えながら、その広い背に両腕を回す。
さっきまであんなに冷たかった、古の都の風はもう寒くなかった。
「…あなたの名前を教えてください」
「俺の?」
「そうです。名前はあるんですよね。使い鹿、じゃないでしょう?」
泣いていいのか笑いたいのか分からない。
そんな複雑な感情のままに、それでも胸を占める喜びのままに橋爪は顔を上げる。すると彼は鹿の時と同じ、黒い瞳をふ、と緩めて笑った。
「俺の名前は───…」
なんてね!
おお、話になるではないですか。
鹿紫乃ではなく西橋です。所詮西橋スキーですし。
あ、この話では鹿さんは元々人間だったとか、神様の眷属で人間よりも今も神様に近い生き物ですとか。紫乃さんが、夢で人間?な鹿を見てたとかな伏線があった方がいいですね。
別に↑この時点で恋じゃなくてもいいし。
この後なれば(笑)。
ていうかかなり捏造入ってます。原作ファンの人ごめんなさい。
個人的には鹿せんべいあげながらメロウな紫乃さんが好きです。
EDの、この曲がいいんですよね~。
最初のあの…コンガですか?(もう名前忘れた) あの小さい太鼓。あれの小刻みなリズムが軽めな獣の疾走感とリズムの良さを出してるというかー。
壮大さと、獣が優美かつ大群で走る姿を感じさせますね。
それでいて途中に、古代大和のやわらかさを一部かもし出し、 迫力と、壮大さや危機感もが入ってるというか。
鹿とか、ラクダとかってヌーッと顔を思い切り突き出されて、歯をむき出しにされると不気味というか、怖くないですか? そんな感じなんかも。
あと、響く低音に重なる金管楽器が、俺たちゃ神の眷族だぜ!みたいな鹿一族の気概が感じ取れるというかー。
これは管楽器が主役ですね。弦はあくまでサポ。それがまた好き。
トロンボーンが良い味出してますし、トランペットもホルンも。それに底辺の打楽器が迫力ある。
あとラスト!
いやーこの作曲者の方は、ラストにこだわりを入れたね?みたいな。
例えていうなら、♪ジャン!で終わればよいものを、ジャカジャン!!と重ねたな、と(笑)。
あ、原作およびドラマでは鹿と主人公はBLではありません。
ドラマでは誇り高いあの鹿が好きでしたv
鹿は人間キライって感じだったしな~~~
※あほですみません。 主に西スキーならびに奈良県民の方…。
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西橋萌えを語ることが多いかも。
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