数回で終わる予定

さて…「ドラマ風西橋・その後」。

定期的、とはそういうことでして。

なおカフェには、西脇の働いてるところを石川とか宇崎とかがからかいに来てたりします。
そうでなくても美味しいからたまに来てたり、という裏設定あり。

では続きは下から。

◆前回まで。
西脇の行動に『定期性』を見つけた紫乃さん。新婚とはこういうものなのか…と、そのルーティンがいささか恥ずかしい。
しかし一方で、「なんで西脇はそんな行動をするのだろう？」と思うのだった。





てな感じで悩んでいた紫乃さん。

しかし言い出せる筈もない。

そして西がそれに気付かない訳もない。

そんな時に西の会社でばたばたと騒ぎが起こるから、西は帰宅ももままならず「恒例」がなくなる。

すると紫乃さん、思い当たる。

「はっ、もしかして西脇さんの『定期的』なのはただの義務感なのでは……！」

結婚したから仕方なくしなきゃ、とか？ そう、レスは離婚理由になるって言うし…！

とか何とか。

ガーン、とショックを受ける紫乃さん 。

(西脇は聞いたら倒れたくなるだろうな…哀れな奴)


そんなこんなで、クリニックにも変化が。常駐する医師または土曜の医師が代わりに三浦さんになるとか？

陽の従兄だし、夫婦仲(笑)はすれ違うしで西イライラ。

西に女の影とかでも良いかもしれませんね。※勿論誤解

で、紫乃さんが通勤とか外出中に痴漢に遭うとかどうよ。

西、(通勤なら)「車にして」、紫乃さん「そんな、勿体ない」、と平行線。

「こんなことがあると(心配)、危ない」

「何ですかそれ。あなたは私を何だと思ってるんですか？」

→喧嘩。

西、更に帰ってこなくなる。

帰って来ても結構重苦しい雰囲気。


一週間後。

木曜の夜、紫乃さん、待っててダイニングで寝ちゃうとか。

で、深夜に帰って来た西脇、テーブルに伏せた紫乃さんの目じりに涙の跡とか見つける。

勿論、髪の毛サラリもお約束。

ベッドに運んで紫乃さん、寝言。

「ん…に…しわき…さ…」

「………」

切ないキスもお約束。

※ここで寝言が「三浦さん」とか「陽」だったら、どんなことになってたのか…とか、ちょっとﾜｸﾃｶするとか言えない。


それはさておき、でも目覚めたら一人で淋しい。やっぱり夢…？ ああでも仲直りしたいなあとしょんぼり思っていると、その日は違うものがあった。

忘れ物。

西の携帯電話が。


帰って来たんだ、やっぱり夢じゃない！と紫乃さんの乙女心がｷｭﾝｷｭﾝ上がる。

で、その日は運良く、色々な都合で急に午前中で診察は終わり。※スタッフに身内の不幸が…とかなんですよ。

紫乃さん。

「………」

ドッキドキ。

初、西の会社に携帯を届けに行くことに。

さてどんなことになるやら。