続きません

人間目標がないと堕落するもんだな…。
これではいかん、と思って自分を追い込んでみようとしている。とりあえず西橋やらパラレルの用語をユーザー辞書に入れてみた。

今まで冬とか夏とか春とかオンリーとかしかの締め切りが大半だった。
最高で2ヶ月、それ以上の期間で原稿を書いたことはない。
とりあえず年度末まで、5ヶ月で2本書かな。
やったことがないようなことを、やってみます。

でも困ったことに頭の中がやっぱりKOH+。
だって今頃、「KISSして」の曲を i Pod に落としたから～v
ガリレオde西橋。こんな感じ？↓　（※主に台詞の羅列です、注意）

「ねえドクター」
「ですからドクターではないと何度…。…何でしょう」

───

「な…っ、あなた、な」
「何って、キスだけど？」
「！　それは分かりました！　あなた一体何してくれるんですか！」
「したかったから」
「したかったからって、何ですかそれは！」
「おっと」

「手、放してください」
「嫌だ」

「何で俺がドクターにキスしたか、分からない？」
「………」
「得意の計算式であんたの言うところの、ひとつしかない解を導き出してみろよ。簡単だろ？」

「…そんなの、出来ません」
「どうして」

「！　…痛ってー」
「ろ、論理的な解答は冷静な思考で初めて導き出せるものです！　確かな要素も揃っていないのに、出来るわけが無いでしょう！」
「ドクター！」

「…逃げられたか」

まあいい。
彼がいつも淹れてくれる珈琲を飲んで待っていよう。彼の席に座って、彼がいつも嗅いでいるだろう匂いを吸いながら。
そうしたら西脇にも　『論理的な美しい思考の飛翔』　が出来るだろうか。
どんなに冷静になっても熱情に駆られても、西脇の中でひとつだけの答えはとうに出ているのだけれど。
そう結論付けて、西脇は一度笑った。

早く帰ってくるといい。
彼の言うところの 『要素』 が欲しいのなら、いくらでも見せてやるから。
そんな昼下がりの研究室での、幸福。



…なんて感じで。